イーロン・マスク
Elon Musk
実業家・投資家・エンジニア。Tesla・SpaceX・xAI・Neuralink・X・The Boring Companyなど、複数のテクノロジー企業のCEOを務める。宇宙開発・電気自動車・AIなど最先端技術で世界に変革をもたらす。
主要データ
約$3,000億
推定総資産
6社
主要経営企業数
250回以上
SpaceX打ち上げ回数
2,000万人超
Starlink加入者数
約180万台
Tesla年間納車台数
5億人以上
Xアクティブユーザー数
複数名
Neuralink臨床試験患者
6,000機超
Starlink軌道衛星数
関連企業・組織
民間宇宙開発のパイオニア。Falcon 9・Falcon Heavy・Crew DragonのISS輸送・Starlinkの衛星インターネット・超大型宇宙船Starshipを開発・運用。人類の火星移住を最終目標に掲げる。
2002年世界最大の電気自動車メーカー。Model S/3/X/Y/Cybertruck、FSD(完全自動運転)、Tesla Energy(Powerwall/Megapack)、ロボタクシーCybercabを展開。
2004年(会長)/ 2008年(CEO)2022年に約440億ドルで買収し「X」に改称。決済・ビデオ通話・ニュース配信などを含む「すべてのアプリ(everything app)」への転換を推進中。
2022年宇宙の本質的な理解を目標とするAI研究会社。GrokをX上でリリースし急成長中。元OpenAI・DeepMind・Teslaの研究者が参集。企業評価額は数百億ドルに達する。
2023年脳とコンピューターを直接接続するBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)を開発。2024年1月に初の人間への埋め込みを実施し、四肢麻痺患者が思考でPCを操作することに成功。
2016年低コストのトンネル掘削技術で都市交通インフラを革新することを目指す。ラスベガスのコンベンションセンターやLAs Vegas Loopなど実際のプロジェクトが稼働中。
2017年地球低軌道の衛星コンステレーションを使ったブロードバンドインターネットサービス。世界100カ国以上に展開し、2025年時点で加入者数2000万人超。
2019年サム・アルトマンらと共にAI安全研究の非営利機関として共同設立。OpenAIの商業化路線との対立から2018年に取締役を辞任。後にGPT-4などの開発に批判的な立場を取る。
2015年(〜2018年)いとこのリンドン・ライヴと共に太陽光発電サービス会社SolarCityを設立・支援。2016年にTeslaが約26億ドルで買収し、Tesla Energyに統合。
2006年(〜2016年)オンライン金融サービスX.comを創業し、Confinityと合併後にPayPalとなる。2002年にeBayが15億ドルで買収。マスクの取り分は約1億8000万ドル。
1999年(〜2002年)経歴
イーロン・リーブ・マスク(Elon Reeve Musk)は、1971年6月28日に南アフリカ共和国プレトリアで生まれた起業家・投資家・実業家である。
幼少期からコンピューターとプログラミングに並外れた才能を見せ、12歳で自作のビデオゲーム「Blastar」を商業誌に売却するという早熟ぶりを発揮した。17歳でカナダに移住し、クイーンズ大学を経てペンシルバニア大学に転入。経済学と物理学のダブルメジャーで学士号を取得した。
1995年にスタンフォード大学の博士課程に入学するも、インターネットビジネスの可能性を確信し2日で退学。弟キンバルとともにオンライン都市情報サービス「Zip2」を創業する。1999年にCompaqへ約3億ドルで売却した後、オンライン決済の「X.com」(後のPayPal)を共同創業。2002年にeBayが15億ドルで買収した際、マスクは約1億8000万ドルを手にした。
同年設立したSpaceXでは、宇宙輸送コストの革命的削減と人類の火星移住を目標に掲げ、再利用型ロケットFalcon 9やFalcon Heavyを開発。2020年には民間企業として初めて有人宇宙飛行(クルードラゴン)を実現した。2022年以降は超大型宇宙船Starshipの飛行試験を重ね、2024年10月にはロケットブースターをタワーのアームでキャッチするという前例のない偉業を達成した。
テスラでは2004年の初期投資から2008年にCEOに就任し、Model S・Model 3・Model Y・Cybertruckと次々と市場を塗り替える電気自動車を世に送り出した。Starlinkでは衛星インターネットを世界中に提供し、2025年時点で2000万人超の加入者を誇る。
2022年にTwitterを440億ドルで買収し「X」に改称。2023年にはAI研究会社xAIを設立し、ChatGPTに対抗するGrokを開発した。2024年の米国大統領選では共和党のドナルド・トランプを強力に支持し、当選後に「政府効率化省(DOGE)」の共同リーダーに任命された。
連続起業家として、エネルギー・宇宙・輸送・AI・脳科学という人類の未来を左右する5つの産業を同時に変革しようとする姿勢は、スティーブ・ジョブズやニコラ・テスラにも比肩されると評される。総資産は約3000億ドルとも推計され、世界で最も裕福な人物として繰り返し認定されている。
主要マイルストーン
全タイムラインを見る →南アフリカ・プレトリアで誕生
イーロン・リーブ・マスクが南アフリカ共和国プレトリアにて誕生。父エロール・マスクはエンジニア、母メイ・マスクはカナダ出身のモデル兼栄養士。
カナダへ移住
17歳でカナダのパスポートを取得し、南アフリカを離れカナダへ移住。母方の祖父の出身地サスカチュワン州へ。徴兵を避ける目的もあったとされる。
スタンフォード大学院を2日で退学・Zip2創業
エネルギー物理学の博士課程入学からわずか2日で退学。弟キンバルと共にオンライン都市ガイドサービス「Zip2」を創業。ベンチャーキャピタルから300万ドルを調達。
Zip2をCompaqに売却・X.com共同創業
Zip2をCompaqのAltaVistaに約3億700万ドル(現金)で売却。マスクの取り分は約2200万ドル。その資金を元手にオンライン金融サービス「X.com」を共同創業。
X.comがConfinityと合併・PayPal誕生
X.comがピーター・ティールらのConfinityと合併し、後にPayPalとなるサービスを展開。合併後まもなくCEOを解任されるも筆頭株主として留まる。
PayPalをeBayに売却・SpaceX創業
eBayがPayPalを15億ドルで買収。マスクの取り分は約1億8000万ドル。同年6月、民間宇宙開発会社「Space Exploration Technologies(SpaceX)」を設立。初期資本1億ドルを自ら投入。
SpaceX設立
人類の火星移住と宇宙輸送コストの劇的削減を目的にSpaceXを設立。CEXオフィスはカリフォルニア州エルセグンドに置く。
Teslaに参加・会長就任
Martin EberhardとMarc Tarpenningが2003年に創業したTesla Motors(現Tesla)のシリーズA投資ラウンドをリード。630万ドルを投資し取締役会長に就任。